板チョコを食べると太ってしまうの?カロリーはどのくらいなんだろう。
ダイエット中だけど、お気に入りの板チョコをどうしても食べたいな。
板チョコの香り立つ甘さが忘れられなくて、どうしても我慢できないんです。でも体重のことも気になって…。
今回は板チョコのカロリーと、ダイエット中でも太らない食べ方のポイントについて解説していきます。
この記事で分かること
- 板チョコは太る?太らないどっち?【結論】
- 板チョコを1か月食べ続けて太った体験談
- 板チョコで太らない上手な食べ方
50gで283kcalの板チョコも、食べ方を工夫すれば体重管理との両立が可能です。
もくじ
板チョコは太る?太らないどっち?【結論】
結論から言うと、板チョコは食べ方次第で太りにくい食べ物なんです。
板チョコは1枚50gあたり280〜290kcalと高カロリーですが、食べ方や量を工夫すれば、むしろストレス解消にもなり、ダイエットの味方になることも。
この記事で分かること
私も以前は「チョコレートは太る」と思い込んでいた管理栄養士の一人。
でも実は、適切な量と食べ方を知れば、板チョコは罪悪感なく楽しめる嬉しいお菓子なんです。
では、早速具体的な内容を見ていきましょう。
板チョコを食べ過ぎると太る
まず最初に言っておきたいのが、やっぱり食べ過ぎは太る原因になっちゃうんです。
これは私自身の経験から言えることで、栄養士になる前の学生時代、めっちゃ板チョコにハマってた時期があって…。
板チョコってストレス解消になるよね〜。でも太るのが怖くて、食べるの我慢してる...
その気持ち、すっごくわかります。
実は板チョコ1枚(50g)には、約280〜290kcalものカロリーが含まれているんです。
これって、おにぎり2個分くらいのカロリーなんです。
私も昔は「一気に食べちゃえば太らないでしょ!」って思ってたけど、それが大間違いだったよ...
板チョコは一度に食べる量を制限しないと、あっという間に必要以上のカロリーを摂取してしまう危険性があるんです。
特に気をつけたいのが、板チョコには糖質と脂質が多く含まれているということ。
でも、ここで勘違いしないでほしいのが、板チョコを食べることが即太るわけじゃないってこと。
むしろ、適切な量と食べ方を守れば、ダイエット中でも十分楽しめるんです。
具体的な太らない食べ方は、この後の章で詳しく説明していきますね。
板チョコで2kg増えた(実際に食べてみた)
実は私、この記事を書くために1週間、毎日板チョコを食べ過ぎる生活を送ってみたんです。
その結果...なんと1週間で体重が2kg増えてしまいました。
えっ、1週間で2kgも!?どのくらい食べたの?
私の場合は、1日に板チョコを2枚(100g)食べ続けました。
朝は普通に食事をして、お昼休憩中に1枚、夜のリラックスタイムにもう1枚...。
この実験で私が特に気づいたのは、食べる量よりも、食べるタイミングが体重増加に大きく影響しているということ。
夜遅くに食べると、そのまま寝てしまうからカロリーが消費されにくいんだよね...
実際、夜に食べた板チョコのカロリーは、そのまま体脂肪として蓄積されやすい傾向にありました。
でも、これはあくまでも極端な実験結果。
普通に生活している時は、このような極端な食べ方はしないので、ここまで体重が増えることはありません。
むしろこの実験から、適切な量とタイミングで食べることの重要性を、身をもって実感できました。
板チョコで太る主な原因
では、なぜ板チョコを食べると太りやすいのか、その原因を詳しく見ていきましょう。
実は、単に板チョコを食べるだけでは太らないんです。
私の経験や栄養学的な知見から、太ってしまう主な原因をまとめてみました。
太る原因 | 詳細 | 対策 |
---|---|---|
食べ過ぎ | 1枚50gで約280kcalと高カロリー | 1日50g以内に制限 |
夜遅い時間の摂取 | 代謝が下がる時間帯での摂取 | 朝か昼に食べる |
空腹時の摂取 | 血糖値が急上昇し、脂肪化しやすい | 食後のデザートとして |
私、いつも夜中にバクバク食べちゃうんだけど...これってマズいの?
夜遅い時間の板チョコは、体重増加のリスクが3倍以上高まるんです。
その理由は、夜になると体の代謝が低下するため。
昼間なら運動や活動で消費されるカロリーも、夜は脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。
太りたくないなら、夜食は絶対NGだよ!朝か昼に食べるのがおすすめ。
空腹時の摂取も要注意です。
お腹が空いているときに板チョコを食べると、血糖値が急上昇し、その後のインスリンの分泌も急激になります。
これが脂肪の蓄積を促進させる原因になってしまうんです。
板チョコを1か月食べ続けて太った体験談
ここからは、私が管理栄養士になる前、学生時代に実際に経験した「板チョコ太り」の体験談をお話しします。
この経験は、今の私の栄養指導にも大きく活かされている貴重な体験なんです。
1か月の体験内容
当時の私は就職活動のストレスで、板チョコにどハマりしてしまいました。
その結果、1ヶ月で体重が4kg増加。
今から振り返ると、これはもう完全な「やけ食い」でしたね。
空腹時に食べて過食
就活生だった私は、面接の合間や移動時間に空腹を紛らわすため、よく板チョコを食べていました。
特に面接前は緊張で胃がキリキリして...。
私も緊張すると甘いものが欲しくなるよ〜。お腹すいてなくても食べちゃう...
そうなんです!最初は「ちょっとだけ」のつもりが、気づいたら1枚丸々食べちゃってました。
実はこれ、超危険な食べ方だったんです。
空腹時の板チョコは血糖値を急上昇させ、その後の急激な低下で更なる食欲を引き起こすんです。
私も就活中は食生活メチャクチャだったなぁ...今思うと完全な栄養失調だったかも。
そうなんです。空腹時に板チョコを食べると、一時的な満足感は得られますが、すぐにまたお腹が空いてしまうんです。
その結果、必要以上にカロリーを摂取してしまい、体重増加につながってしまいました。
今ならわかります。この時の私に必要だったのは、ちゃんとした食事だったということを。
夜遅くに食べてしまう
就活生活で昼夜逆転していた私は、夜中にもかかわらず板チョコを食べることが習慣になってしまっていました。
エントリーシートを書きながら、面接の準備をしながら...。
夜になるとなんか無性に甘いものが食べたくなるよね...。
その気持ち、すっごくわかります!
でも、実は夜遅い時間の板チョコは、昼間に食べるより太りやすいことが分かっているんです。
時間帯 | 基礎代謝 | 太りやすさ |
---|---|---|
朝(6-12時) | 通常の100-110% | 低い |
昼(12-18時) | 通常の100% | 普通 |
夜(18-24時) | 通常の85-90% | 高い |
深夜(0-6時) | 通常の80%以下 | 非常に高い |
夜遅くの板チョコは、体内時計の乱れを引き起こし、代謝機能を低下させてしまうんです。
夜中に食べちゃうと、朝まで胃がもたれてぐっすり眠れないよね...。
そうなんです!私も当時は睡眠の質が悪くて、それが更なる食生活の乱れを招いていました。
そして、これが更なる夜食欲求を生む...という悪循環に陥っていたんです。
今思えば、この時期の生活習慣の乱れが、体重増加の大きな原因だったことは間違いありません。
でも、この経験があったからこそ、今は正しい食べ方が分かるようになりました。
運動不足で消費できず
就活中は家に引きこもりがちで、運動量が激減していました。
エントリーシートを書いたり、面接の準備をしたり...。
忙しいとついつい運動できなくなるよね...。
そうなんです!当時の私の1日の歩数は2000歩にも満たなかったんです。
運動不足は基礎代謝を低下させ、摂取したカロリーを消費しにくい体質を作ってしまうんです。
今思うと、ちょっとした工夫で運動する機会はあったんだよね...。
そう!例えば、エントリーシートを書くときも立ち机を使ったり、電話面接の時も部屋の中を歩きながらしたり。
ほんの少しの工夫で、運動量は増やせたはずなんです。
運動不足は板チョコの影響を更に悪化させる要因になっていました。
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板チョコで太らない上手な食べ方
ここまでネガティブな体験をお話ししてきましたが、実は板チョコは上手に食べれば太りにくいお菓子なんです。
むしろ、ダイエット中のストレス解消にも活用できます。
太らない食べ方のポイント
では早速、具体的な食べ方のポイントを見ていきましょう。
1日50g以内に抑える
まず何より大切なのは、1日の摂取量を意識すること。
私の場合は、1日50g(板チョコ1枚分)を上限にしています。
でも1枚って意外と少なく感じるなぁ...。
そう感じる方も多いと思います!
でも、実は板チョコ1枚(50g)でも、かなりのカロリーと栄養が含まれているんです。
板チョコの種類 | カロリー(50g) | 糖質 | 脂質 |
---|---|---|---|
ミルク | 283kcal | 24.5g | 18.4g |
ブラック | 288kcal | 22.8g | 19.7g |
ハイミルク | 289kcal | 23.0g | 19.5g |
ホワイト | 294kcal | 24.6g | 19.9g |
板チョコ1枚(50g)は、おにぎり2個分のカロリーに相当します。
これを見ると、1日1枚でも結構な量だったんだね...!
そうなんです!
特におすすめなのが、高カカオチョコレートを選ぶこと。
カカオ含有量が高いと満足感が得られやすく、少量でも満足できるんです。
食後のデザートとして
私が実践している一番のオススメは、食後のデザートとして板チョコを食べること。
これには、ちゃんと科学的な根拠があるんです。
食後って太りやすいんじゃないの?むしろ空腹時の方がいいのかな...
実は、それが大きな間違いなんです!
食後のデザートには、実は嬉しい効果がたくさんあります。
私も食後に小さく割って少しずつ食べるようにしたら、食べ過ぎなくなったよ!
食後の板チョコは、食事で満たされた胃の状態で食べるため、血糖値の急上昇を防ぎ、食べ過ぎも防げるんです。
さらに、食後のデザートは幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌も促進してくれます。
これが精神的な満足感につながり、その後の過食も防いでくれるんです。
朝か昼に食べ切る
最後に紹介するのは、板チョコを食べるタイミング。
これが実は、とっても重要なポイントなんです。
時間によって太りやすさって変わるの?
はい!実は私たちの体は、時間帯によって代謝力が大きく変わるんです。
特に朝は基礎代謝が最も活発な時間帯で、摂取したカロリーを効率よく消費できるんです。
朝チョコって、なんだか罪悪感なくていいかも!
そうなんです!実は朝食後の板チョコには、嬉しい効果がたくさんあるんです。
カカオに含まれるテオブロミンには、頭をスッキリさせる効果があります。
さらに、朝食後のデザートは1日のご褒美として機能し、その後の過食も防いでくれるんですよ。
これが、私が朝か昼に板チョコを食べることをオススメする理由です。
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板チョコで太るカロリーはどれくらい?ダイエット中の注意点【まとめ】
この記事では、板チョコのカロリーと糖質、そして太らない食べ方のコツについて解説してきました。
この記事のポイント
- 一日50g以内を目安に
- 朝か昼に食べるのがベスト
- デザートとして楽しむ
板チョコは1枚で283kcalと高カロリーですが、適量を守って食べるタイミングを意識すれば、ダイエット中でも楽しめます。
量と時間を決めて食べれば大丈夫なんて、大好きな板チョコを諦めなくて済みそうですね
正しい食べ方を心がけて、板チョコの魅力を楽しみながら理想の体型を目指しましょう