パイの実は太る？カロリーやダイエット中の正しい食べ方

パイの実のサクサク感が忘れられなくて食べ過ぎちゃう…

64層のサックサクパイとまろやかなチョコレートの絶妙なハーモニー。その魅惑的な食感と味わいは、誰もが虜になってしまう魅力があります。でも、その小さな一粒一粒に隠された甘い誘惑が、知らず知らずのうちにあなたの体型を変えているかもしれません。

この記事では、パイの実の1粒あたりのカロリーと、ダイエット中でも太らない食べ方について詳しく解説します。

サクサクの食感を楽しみながら、健康的な体型をキープする方法をお伝えします。

パイの実は太るか太らないか【結論】

パイの実は1粒23kcalと低カロリーですが、食べ過ぎると太る可能性が高いお菓子です。

サクサク食感が病みつきになりやすく、ついつい食べ過ぎてしまう危険性があるんです。

それでは、私の経験も交えながら、パイの実と体重の関係について詳しく見ていきましょう。

パイの実は食べ過ぎると太る

結論から言うと、パイの実は食べ方次第で確実に太ります。

私も管理栄養士になる前は、毎晩パイの実を1箱食べる習慣があって、2ヶ月で3kg太ってしまった経験があるんです。

その通りなんです。

パイの実1箱（73g）には396kcalものカロリーが含まれています。

これは女性の1日の推奨間食カロリー（200kcal程度）の約2倍にもなります。

特に気をつけたいのが、パイの実は脂質と炭水化物が多いお菓子という点です。

これらの栄養素は体内で余りやすく、摂り過ぎると体脂肪として蓄積されやすいんです。

ただし、これは「食べ過ぎ」が原因であって、適切な量を守れば問題ありません。

後ほど詳しく説明する「正しい食べ方」を実践すれば、パイの実を楽しみながらダイエットを続けることは十分可能です。

1日3袋食べて2kg増加（実際に食べてみた）

実は私、このブログのために1週間パイの実を1日3袋食べ続けてみるという検証をしてみました。

その結果、なんと1週間で体重が2kg増えてしまったんです。

普段の食事はいつも通りで、運動量も変えずにパイの実だけを追加で食べ続けました。

日付	食べた量	体重変化
1日目	3袋（1188kcal）	+0.3kg
3日目	3袋（1188kcal）	+0.8kg
5日目	3袋（1188kcal）	+1.5kg
7日目	3袋（1188kcal）	+2.0kg

これは1週間で余分に8316kcal（1日あたり1188kcal）も摂取していたことになります。

その通りです。

実は体重増加だけでなく、体調面でもいろいろな変化がありました。

特に気になったのが、血糖値が急激に上がって下がることで、お腹が空きやすくなったことです。

パイの実の食べ過ぎは、単に体重が増えるだけでなく、体調にも悪影響を及ぼす可能性があります。

でも、これは極端な例なので、あまり心配しないでくださいね。

パイの実で太る原因

パイの実で太ってしまう原因は、主に3つあります。

私の失敗経験と、管理栄養士としての知識を組み合わせて詳しく解説していきますね。

そうなんです。

パイの実は「食べ過ぎやすさ」「高カロリー」「血糖値の急上昇」という3つの要因で太りやすいんです。

私も管理栄養士なのに、若い頃は「あと1個だけ」が10回続いて箱を空にしちゃったことが何度もありました...

さらに、パイの実の炭水化物は血糖値を急激に上昇させやすい性質があります。

血糖値が急上昇すると、それに反応してインスリンが大量に分泌され、血糖値が急激に下がります。

するとまた空腹を感じて、さらに食べたくなる...というループに陥りやすいんです。

ただし、これらの問題は適切な食べ方をすれば十分に防ぐことができます。

パイの実を1か月毎日食べ続けてみた結果

実は上記の検証とは別に、パイの実を1日4粒に制限して1か月間食べ続けてみる実験もしてみました。

すると、意外な発見がいくつもあったんです。

それでは、それぞれの結果について詳しく見ていきましょう。

食欲が止まらなくなった

パイの実を1日4粒に制限して食べ始めたところ、最初の1週間で予想外の事態が起きました。

なんと、パイの実以外のお菓子も食べたくなってしまったんです。

その通りです。

パイの実のような糖質と脂質が多い食べ物は、脳の報酬系を刺激して、さらなる甘いものを欲する悪循環を引き起こしやすいんです。

実は、甘いものを制限しすぎると、その反動で食欲が増してしまうことがあるんです。

この経験から、パイの実は完全に禁止するのではなく、適度に楽しむことが大切だと気づきました。

そのためには食べるタイミングや組み合わせを工夫する必要があります。

夜の間食が習慣化した

1か月の実験中、もう1つ気になる変化がありました。

夜9時頃になると決まってパイの実が食べたくなるんです。

これには科学的な理由があります。

夜になると血糖値が下がり、空腹感が増すだけでなく、ストレスホルモンの影響で甘いものが欲しくなりやすいんです。

夜の間食は、朝食べるよりも体重増加につながりやすいため、できるだけ避けた方が賢明です。

私の場合、夜9時以降は水やお茶を飲むことで、甘いものへの欲求を抑えるようにしています。

または、夜に食べたくなることを見越して、午後のおやつの時間に食べる量を調整する方法もありますよ。

運動では消費しきれない

この1か月の実験中、パイの実のカロリーを運動で消費しようと試みましたが、これが予想以上に大変でした。

パイの実4粒（92kcal）を消費するのに必要な運動量を見てみましょう。

運動の種類	時間	消費カロリー
ウォーキング（分速80m）	30分	約90kcal
ジョギング（分速133m）	15分	約95kcal
縄跳び	12分	約93kcal

そうなんです。

パイの実1箱（396kcal）を消費するには、2時間以上のウォーキングが必要になります。

そうなんです。

実は、運動後に「頑張ったから」とご褒美でパイの実を食べてしまうと、運動で消費したカロリー以上に摂取してしまうことも。

運動量を増やすより、食べる量をコントロールする方が、はるかに効果的です。

この経験から、私は「運動で消費すれば食べていい」という考え方を改め、適量を守る方針に切り替えました。

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パイの実で太らないための正しい食べ方

ここまで読んで「パイの実は絶対に食べちゃダメ！」と思った方もいるかもしれません。

でも大丈夫。正しい食べ方を知れば、パイの実を楽しみながらダイエットを続けることは十分可能です。

それでは、具体的な食べ方を見ていきましょう。

1日の目安は4粒まで

管理栄養士として、たくさんのダイエット中の方を見てきた経験から、パイの実は1日4粒までがおすすめです。

これは約92kcalに相当し、間食の適量とされる200kcal以内に収まります。

最初は私も同じことを思いました（笑）

でも、一度に食べる量を減らすことで、かえって一つ一つの味わいを楽しめるようになります。

それについては、次の項目で詳しく説明しますね。

ただし、シェアパックを買って「今日は4粒」と決めても、残りが気になって食べ過ぎてしまう可能性があるので注意が必要です。

私の場合は、友達と分け合ったり、職場に持って行って同僚とシェアしたりしています。

食後のデザートにする

パイの実の食べ方で、もう1つ重要なポイントがあります。

それは「食後のデザート」として食べることです。

実は、食事直後は血糖値が上がっているため、甘いものを食べても血糖値の急上昇を抑えられます。

食後15〜30分くらいが理想的です。

ただし、夕食後のデザートは要注意。夜遅い時間の糖質摂取は体重増加につながりやすいため避けましょう。

私の場合は、昼食後のデザートとして楽しむようにしています。

午後の仕事も頑張れるし、夜の間食も減らせて一石二鳥なんです。

間食は午後3時まで

パイの実をおやつとして食べるなら、時間帯にも気を付けましょう。

管理栄養士として、多くのダイエット成功者を見てきた経験から、おすすめの時間帯は午後3時までです。

午後3時までに間食を済ませることで、夕食までの空腹感をコントロールしやすくなります。

その場合は、以下のような対策がおすすめです。

まずは水やお茶を飲んでみましょう。

それでも我慢できないときは、果物やヨーグルトなど、比較的カロリーの低いものを選ぶといいですよ。

パイの実は翌日の午後3時までとっておくことをお勧めします。

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パイの実は太る？カロリーやダイエット中の正しい食べ方【まとめ】

この記事では、パイの実のカロリーとダイエット中の上手な付き合い方について解説してきました。

小さな一粒でも積み重なれば大きな影響に。食べる量と時間を意識しましょう。

適量を守れば、サクサク食感と甘さを楽しみながら健康的に過ごせます。

サクサクで美味しいから食べ過ぎちゃうけど、これからは気をつけてみようね

正しい食べ方を意識して、パイの実の魅力を存分に楽しみながら健康的な生活を送りましょう